幸せはシャンソニア劇場から
原題:Faubourg 36
そして、幕が開く―再び笑顔があふれだす。
2008年フランス・チェコ・ドイツ 監督クリストフ・パラティエ
ジェラール・ジョニョ/マクサンス・ペラン/ノラ・アルネゼデール/クロヴィス・コルニアック
1936年パリ。
町の人々に愛され続けてきたミュージック・ホール、シャンソニア劇場は世界恐慌による不況のあおりを受け、閉館に追い込まれた。
この劇場を35年間支えてきたピゴワルも失業を余儀なくされ、一人息子のジョジョとも離れる羽目に。
ピゴワルは再び息子と暮らすため、劇場を取り戻すため、仲間とともに立ち上がった。

オーディションにやってきた娘・ドゥースの美しい歌声に再起をかけたピゴワルたちだったが、彼女もすぐに去ってしまい劇場は再び危機に陥ってしまった。
劇場もうまくいかず、息子に会うことも許されず落ち込むピゴワルの元へ、突然、歌姫として成功したドゥースが現れる。
シャンソニアには観客が戻り、連夜華やかな舞台がくりひろげられる。
そして順風満帆に見えた祭りの夜……


幸せはシャンソニア劇場からのチラシ

「ニューシネマパラダイス」で青年期のサルバトーレを演じたジャック・ペランが製作を務めています。
映画が始まってすぐのカットから美しく、瞬間にこの映画の魅力に引き込まれました。
ドゥース(ノラ・アルネゼデール)は見た目の美しさも言うことなしですが、声がとっても素敵。
舞台となるフォブールは架空の町だそうですが町の風景が詩情的で、音楽、歌、踊り、どれをとってもとにかく素晴らしい作品!
きっと心に残ると思います。