マディソン郡の橋
原題:THE BRIDGES OF MADISON COUNTY
それは、この世に生まれてきた意味を
教えてくれた4日間の恋。
1995年 アメリカ
クリント・イーストウッド/メリル・ストリープ/ジム・ヘイニー
母、フランチェスカの葬儀の為に集まった子供たちキャロリンとマイケル。
母の遺言は“私が死んだら火葬にして、灰をローズマン橋から撒いてほしい”
そして弁護士から鍵を渡される。それは母が大切にし誰の目にも触れさせなかった木箱の鍵だった。
木箱の中にはカメラや雑誌…そして子供達に宛てた手紙と日記が収められていた。
戸惑いながら、キャロリンとマイケルが日記を読み始めると、そこには母の、たった4日間の秘めた恋が綴られていた。
ためらいながらも激しく愛し、そして愛しながらも別れを決意した彼女。
残りの人生を、愛の思い出に生きた――
日記を読み終えたキャロリンとマイケルは強く心をうたれ、母の灰をこの橋で撒いてあげようと決めた。

マディソン郡の橋

同名小説を映画化。
ローズマン橋はアイオワ州マディソン郡に実在する屋根つき橋で「HAUNTED BRIDGE」(幽霊の出る橋)とも呼ばれている橋。

不倫と言ってしまえば、それまで。だからそんな風には見ないでください。純粋な、純粋な気持ちで見なくてはならない映画です。
大人の愛って感じでした。
メリル・ストリープが名演技を見せています。最初はフツーの“主婦”であり“母”であったフランチェスカが“女”に変わっていく姿を見事に演じています。
切なくて切なくて仕方ない気持ちになります。
思い出だけでは生きていけないし、愛し続けていけない、と思うのは、私がまだ子供だから??
母じゃないから??
多分、男性が見たら腑に落ちないこと間違いなしでしょう。