ティンカー・ベル
原題:Tinker Bell
2008年 アメリカ
声:メイ・ウィットマン/ルーシー・リュー/クリスティン・チェノウェス
レイヴン・シモーネ/アメリカ・フェラーレ
映画「ピーターパン」に登場するかわいい妖精・ティンカーベルのスピンオフ作品。
全4部作となる大作の、第1部作。

ネバーランドにある“ピクシー・ホロウ”は様々な妖精たちが暮らす妖精の谷。
そこに今日もまた、新しい妖精が誕生しました。とびっきりかわいい女の子の妖精です。
妖精は生まれてすぐに女王により、どんな才能を持っているのか試されます。
水や光、風など、色々なものが並べられますが、この女の子に強く反応したのはハンマー。
女王は女の子にティンカー(ものづくり)の妖精、ティンカー・ベルと名付けます。

妖精たちはメインランド(私たちの世界)に春夏秋冬を届ける役目を持っています。
そして、この妖精たちが使う道具を作るのが“もの作りの妖精”の役目です。
ティンクは早速もの作りを始め、まもなく妖精たちがメインランドへ春を届けに行くと知り、はりきります。
しかし、もの作りの妖精はメインランドへは行けないと知らされ、自分の才能を変えようと仲間の妖精たちから仕事を教わります。
でも何をやってもうまくいきません。そんな時、ティンクはメインランドから流れ着いた迷い物のオルゴールを見つけ、あっという間に修理します。
それを見た仲間の妖精たちは、この子にはやはりもの作りの才能があると確信し、ティンクに仕事を教えることをやめてしまいます。
ティンクはすっかり自分の才能や役割に誇りを持てなくなってしまいました。

ティンクはみんなに物をあたえ、妖精たちは無事メインランドへ春を届けることができるのでしょうか・・・


ティンカーベル

子供の頃から大好きだったティンカー・ベルが映画になる!
ウキウキしました。
「ピーターパン」と「不思議の国のアリス」は幼い頃からのお気に入りです。
「アリス」はストーリーが好き、「ピーターパン」はストーリーとティンカーベルが好きって感じでした。

私の知っている(というか皆の知っている)ティンクはもちろんCGではありません。
大好きなティンカー・ベルのイメージが壊れてしまうんじゃないかと、少し不安で正直見るべきかどうか迷いました。
厳しく言えば、粉の光り方がクラシックの方が好きです。
でも、あのかわいらしい姿や、少し意地っ張りな性格、イメージそのままに描かれていました。
羽の動き方なんかは最高でした!
ストーリーもロマンチックながら現実離れしていなくて、本当に妖精が季節を届けてくれてるんだと思ってしまいます。
いろんな意味でピーターパンファンには必見です。

子供だけでなく、大人にも問いかけてくるものがあり、そのくせしっかりしたファンタジー。
ディズニーマジックですね。
真っ白な心で見れる作品でした。