フランダースの犬
原題:THE DOG OF FLANDERS
ただそばにいるだけで、幸せだった。
1997年 日本 / 監督 黒田昌郎
声:津村 まこと/丹下 桜/八木 光生
少年ネロとおじいさんは貧しいながらも一生懸命暮らしていた。
ある日二人は、捨てられて弱りきっていた労働犬を拾うが、ネロの懸命の看病で元気を取り戻す。
ネロとパトラッシュの友情のはじまりである。
ネロの夢はルーベンスのような画家になる事。
ネロは毎日のように大聖堂を訪れていたが、厚いカーテンに覆われた2枚の絵「キリスト降架」と「キリスト昇架」を見ることは まだ叶わずにいた。
そんなある日、パトラッシュの前の主人がパトラッシュを取り戻そうとする。
おじいさんはパトラッシュを守るため、元の主人に大金を支払い買い取ることにする。
ますます貧困に陥り、おじいさんは病で倒れてしまう。
ネロひとりでは薬も買えなくなってしまい、とうとうおじいさんが他界してしまう。
追い討ちをかけるように、風車小屋の家事の容疑がネロにかけられ、仕事をもうしなってしまう。
失意のなかパトラッシュと歩くネロは布袋を拾う。中には大金が入っており、ネロは持ち主の屋敷へとむかう。
感謝されたネロだったが、パトラッシュだけを残し、屋敷を後にする。
家賃を払えず、家を失っていたネロは大聖堂へと辿りつく。そこにはルーベンスの2枚の絵があった。
力尽きたネロの隣に、後を追ってきたパトラッシュが寄り添う。そして二人は静かに目を閉じる・・・

フランダースの犬

とにかく悲し〜〜いお話。
テレビシリーズでご存知の方も多いとは思いますが、涙無くして見ることはできません。
救いがあるとは思えないほど理不尽です。
号泣するので、タオルを持ってみてください。